海外引越し荷物



引越し作業の流れ

  1. 持っていく荷物と置いていく荷物の大別
  2. 持っていく荷物の仕分け
  3. 荷造り材料の手配
  4. 梱包
  5. パッキングリスト(荷物内容明細書)の作成
  6. 荷物の発送
  7. 保険手続き
  8. 携帯荷物の準備 毎日使用する身の回りの品や貴重品
  9. 現地での受け取り
  • 簡易税関扱いになるので、必ず通関手続きを経る。そのために内容明細(パッキングリスト)を荷物に添えなければならない。

  • 船荷物の場合、長期間の輸送と港での積み下ろしに耐えられるような梱包が必要。
    (すぐには使わないもの、家具類・電化製品・食器など)

  • 航空貨物は距離と重さで料金が算出されるの対し、船荷物は距離と容積により料金が算出される。そのため船荷物はできるだけ要領よくコンパクトに詰め容量を少なくするほうが得になる。
    (出発間際まで使い、到着地でもすぐに使う品物)

  • 出国前、出国後に別便で送り出す荷物を別送荷物といい、簡易通関扱いを受ける。船便、航空貨物のどちらもある。

    - 必要な書類
    1. 本人のパスポート
    2. 航空券
    3. 荷物の明細書(パッキングリスト)

  • 荷物発送時期を決める場合、日本側と現地側の諸条件を計算に入れ、運送会社ともよく相談すること。

    • 一番遅く着く船荷物
    • それより早い別送航空荷物
    • 本人と同時につく携帯航空手荷物
  • 携帯手荷物
    • 機内持ち込み手荷物
      機内に無料で持ち込める手荷物は、重量制限はないが大きさは足元に置ける程度のもの。規定では45×35×20センチ以内で3辺の和が115センチを超えない荷物とされている。現金のほか印鑑・書類・パスポート・航空券などの貴重品は必ず手荷物の中に。
    • 受託航空手荷物
      チェックイン時に預ける手荷物で同じ飛行機で運ばれる。制限の範囲内なら無料。ただし貴重品や壊れやすいものは入れることができない。荷物の許容量はその国の発着便によって個数制、重量制に分かれている。許容量を超えた場合は高額の超過手荷物料金がかかるが、ものによっては特別規定が設けられているので、詳しくは運送業者や航空会社に相談しておく。
  • 別送航空手荷物
    手荷物の制限を超過する場合はこの方法を利用すると便利。日本とヨーロッパやアフリカ・東南アジアなどの間では最低重量の場合には割安な運賃の「特定品目賃率」が適用される。詳しくは航空会社に問い合わせを。

  • 航空便貨物
     
    荷物を目的地まで早く送りたいとき、また別送航空手荷物で送れない場合などにはこの方法を利用すると便利。荷物の引き渡しから自宅への配送までは大体1週間から10日位。

  • 船便貨物
    家具や家財道具など重量があり容積の大きいもの、また日常生活ですぐに必要としないものなどを送る際には、自宅に届くまで多少時間がかかるが船便で送ったほうが安全。「船積み指示書」「梱包明細書」「保険証券」「船荷証券」「船積み案内書」などの書類にもとづいて荷物の輸入手続から配送までを業者にまかせることができる。


- 航海日数目安 -

国名 到着港名 航海日数 国名 到着港名 航海日数
北米 アメリカ ニューヨーク 19日 アジア 韓国 プサン 3日
    ボストン 19日     インチョン 4日
    シアトル 8日   台湾 キールン 4日
    オークランド 9日   中国 上海 6日
    ロスアンゼルス 10日     香港 8日
    ホノルル 10日   フィリピン マニラ 9日
  カナダ バンクーバー 10日   シンガポール シンガポール 11日
中南米 メキシコ アカプルコ 19日   マレーシア ポートケラン 12日
    マンサニヨ 16日   インドネシア ジャカルタ 15日
  ブラジル サントス 45日   タイ バンコク 11日
  アルゼンチン ブエノスアイレス 40日   インド カルカッタ 30日
  チリ バルパライソ 32日   パキスタン カラチ 30日
欧州 イギリス チルベリー 27日 オセアニア オーストラリア シドニー 23日
    サザンプトン 29日     メルボルン 24日
  ドイツ ハンブルグ 26日   ニュージーランド オークランド 15日
  フランス ルアーブル 23日 中近東 イラク クウェート 25日
  オランダ ロッテルダム 24日   クウェート クウェート 25日
  ベルギー アントワープ 26日   サウジアラビア ダンマン 24日
  スイス ロッテルダム 24日 アフリカ アルジェリア アルジェ 45日
  スウェーデン ゴーテンブルグ 28日   リビア ベンガジ 49日
  イタリア ジェノバ 32日   エジプト アレキサンドリア 32日
  スペイン バルセロナ 30日   ケニア モンバサ 33日
          南アフリカ ターバン 29日
          ナイジェリア ラゴス/アパパ 47日

電化製品の注意点

  • <テレビ>
    放送方式、カラー方式、チャンネル方式のうち1つでも異なると使用できない。日本のテレビゲームは日本のテレビでのみ使用できる。

  • <ビデオ>
    テレビと同様に放送方式、カラー方式、チャンネル方式のすべてが合わなければ使用できない。

     尚、近年世界のすべての放送方式を受信・再生可能なマルチシステム対応のテレビ・ビデオが販売されており、これらの機器はほぼ世界中で使用できる。

  • <ラジオ>
    放送電波は長波、中波、短波、超短波に分けられる。FM放送では日本と欧米で周波数が違い、受信できないこともある。最近はすべての周波数帯域を受信できるワイドバンドFMラジオが売り出されてるが、治安の厳しい国では持ち込めない場合もある。

トランクルームの利用

トランクルームは耐震耐火構造の倉庫で、完全空調による温度・湿度管理が徹底されているのが特徴である。内部の温度は15〜20度、湿度は50〜60%に調節され、防塵・集塵装置で保管時のまま返却してくれる。保管荷物を届けてくれたり、帰国後、海外から送られてきた荷物の一時預かりとしても利用できる。

電化製品については帰国時にはデザインや機能はどんどん新しくなっているため、帰国後には使いにくくなっていることが多く、結局使わなくなる人が多いようである。また、冷蔵庫や洗濯機などは長い間にサビやカビが出て、使用できなくなることが多いので預かってくれないところが多いようだ。

起業の赴任で海外に滞在する場合、帰国までのトランクルーム使用料や保険料は会社が負担してくれることが多いので、人事部などにまず確認を。


ペットの運送

国によって大きく異なるが、基本的にペットの輸送は大変面倒な手続きが必要になる。渡航国における動物の輸入可否や輸入のための条件・必要書類などを事前に大使館や領事館、または動物検疫所などに問い合わせておく。

  • 犬の場合
    日本から犬を連れ出す場合は、狂犬病予防注射をうった獣医の証明する「狂犬病予防注射済証」と「健康証明書」の2種類が必要。動物検疫所で輸出検査を受けた後「輸出検疫証明書」を交付してもらい、通関手続きをとる。





許可のない転載、改変、引用を禁じます。Copyright (C) 1999 - 2004 All Rights Reserved.